<今日のテックセンター>
ポルシェ955カイエンS
エンジンがかからなくなってしまったとのことで
レッカーにて緊急入庫いただきました。
クランキングはするものの、初爆がなくエンジンがかからない状態です。
点火系や燃料系、バッテリー系統など
色々と診ていくと原因はコレでした。
燃料ポンプですね。
カイエンでは比較的故障事例の多い箇所です。
ポンプをよく見てみると、電源を供給しているカプラーの
一つの端子の付根が茶色く変色しているのが分かるでしょうか。
ポンプモーターの抵抗が大きくなったことで
なかり熱をもっていたようですね。
燃料ポンプ交換の際は、フィルターやレギュレーター、
電源のリレーなども同時に一式交換しておくようにしましょう。
今回の故障の原因は燃料ポンプでしたが
出先で車が止まってしまうというのは非常に困りますよね。
また、走行状況や走っている場所によっては
エンストはかなりの危険も伴います。
こういった故障事例が多く尚且つ故障した時のリスクが大きい箇所は
予防整備という形で早めに手を入れておくことができると理想的ですね。
まだ壊れていない箇所にコストをかけるのはもったいなく感じますが
普段の使用環境や故障した時のリスクを想定して
効果的にメンテナンスしておけるとよいですね!
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