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メルセデスベンツ 2005年 W639 ビアノのオルタネーター交換

<今日のテックセンター>

こんにちは!

車の故障には様々なものがありますが

よく耳にする故障の一つで電気系統の故障があります。

一言で電気系統といってもかなり幅が広いですが

その電気系統の中でも比較的メーカー問わず多いのが

オルタネーターの故障ではないでしょうか。

 

オルタネーターとはエンジンの補機で、バッテリーを充電したり

各電装品への電源供給をしたりするための発電機です。

この発電機の出力電圧が低下してバッテリーが充電できなくなったり

電源供給を受けいている電装品の作動に影響が出たりすることがあります。

 

今回オルタネーター交換をさせていただいたのは

ベンツのW639ビアノ、輸入車では数少ないミニバンに分類されるモデルですね。

日本でも人気のある車種です。

 

 

ご入庫のきっかけはABSランプの点灯でした。

走行中にABSランプが点灯したため修理のご用命をいただきました。

ランプの点灯以外には特に不調などは出ていないということでした。

ABSランプの点灯というとブレーキ系統の故障を疑いたくなりますが

今回のようにオルタネーターが原因でランプが点灯することもあります。

 

テスター診断をしてABSランプが点灯した原因となっているフォルトをみると

ABSユニットの電源電圧の低下が入力されていました。

ABSだけでなく他のユニットもそうですが、やはり電気で動くものですので

電源電圧の確保というのは非常に重要なことであり

各コンピューターも電源電圧を常時監視しています。

今回はABSのユニットが電源電圧の低下を拾ったため

ABSのランプが点灯したという状況でした。

オルタネーターは車の中でも各システムの動力源である電気を発生させる

非常に重要な構成部品と言えます。

充電電圧の簡易測定は簡単にできるので

バッテリーチェックを行なう際は

同時に充電電圧のチェックもしておくようにしたいですね。

また、今回のように点灯した警告灯と故障原因が直結しない場合もあるので

故障診断を行なう際は固定観念をもたずに

正確に状況判断を行なうということも大切ですね。

 

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