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メルセデスベンツ 2006年 W211 E280 のエンスト修理

<今日のテックセンター>

 

こんにちは!

今日の整備日記はベンツのエンスト修理について書きたいと思います。

車両はベンツW211のE280です。

「Eクラス」としては3代目にあたるモデルですね。

現行モデルのEクラスが213なので2つ前のモデルになります。

今回はエンストの修理でご入庫いただきました。

夏に遠出をした際に出先でエンストしてしまい再始動できず、

しばらくしたら再始動できたそうですがその後何度かエンストしているとのこと。

いずれも走り始めて30分以上たってからということでした。

もうここまで書くと、経験のある方ならピンとくるかもしれませんね。

そうです、原因はクランクセンサーです。

ベンツだけでなく輸入車では比較的メジャーな故障個所ですね。

 

クランクシャフトの位置を検出しているセンサーで

コンピューターがエンジンの制御をするためには

このセンサーからの信号が必要になります。

なのでこのセンサーが故障するとエンストしてしまったり

エンジンの始動ができなくなってしまったりするわけですね。

 

ついで、という訳ではありませんが、

今回の診断の過程でエアマスセンサーの実測値のずれもみられたため

予防整備という形で同時に交換させていただきました。

実測値のずれはまだ初期段階というレベルで

不具合症状などは出てはいませんでしたが

遠出する機会も多いということでしたので

予防として交換させていただくこととなりました。

 

こういったセンサー類は、オイルやブレーキなどのように

汚れや摩耗といった劣化の度合いで交換時期を見極めることができません。

また、故障の前兆症状が何もない場合も多いので

事前にできる対処としてはやはり故障事例を踏まえて

予防的に交換しておくということになりますね。

もちろん、出力の変化やフォルトコードといった形で

完全に故障してしまう前にシグナルが出ることもあるので

きちんと車検や法定点検の際は

テスターを使って診断や各センサーの出力を

定期的にチェックしておくということも大切ですね。

そのためにも、日頃のメンテナンスは専門の工場で受けておきましょう!

 

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