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メルセデスベンツ 2004年 S211 E320ワゴンの車検整備

今日の工場は、ベンツのE320ワゴンの車検整備などが行われています。

ご入庫いただいたのは211のEクラスですね。

現行モデルは213になりますので2代前のEクラスということになります。

Eクラス自体が非常に売れ筋のモデルではありますが

211のEクラスも、セダン、ステーションワゴン共に沢山売れたモデルですね。

今回は車検でご入庫いただいていますので

各部しっかりと点検して状態を詳しくチェックしていきます。

まずはエンジン周りから。

ドライブベルトは、ベルトの状態だけでなく

テンショナーとアイドラーの状態もチェックしておく必要がありますね。

ベルトを外してプーリーをフリーにした状態で

ガタやゴロつき感が出ていないかどうかチェックしておきましょう。

同時にウォーターポンプの状態もチェックしておきます。

次は故障事例の多い点火系のチェックですね。

スパークプラグの状態はもちろん必須項目ですが

コイルやプラグコード(サプレッサー)にリーク跡がないかどうかも

チェックしておきたいポイントですね。

ヘッドカバーからオイル漏れが発生している場合は

コイルやプラグコード、サプレッサー部にオイルが付着して

パーツを傷めていることもあるので注意が必要です。

テスター診断でミスファイヤなどの点火系のフォルトコードが入っていないかどうかも

必ずチェックしておきましょう。

クーラントのサブタンクも要チェックポイントですね。

ベンツに限らずクーラント漏れが起きることが多いので

不具合が無い場合でも劣化が進んで変色しているようであれば

予防整備として交換しておくのが理想的ですね。

SBC(センソトロニックブレーキコントロール)ブレーキは、

他の車種やメーカーでは見られないシステムですが

ブレーキ周りのメンテナンスをする際に作動解除が必要だったり

ユニットの使用限度があったりと、特殊な部分もありますので

専用テスターを使用してきちんとチェックしておきたいですね。

足周りも必ず診ておきたい項目になります。

特にフロントのロアアームやラジアスアームのブッシュの劣化は

アライメントのずれや直進性の悪化、タイヤの偏摩耗に繋がることもあるので

変形やひび割れなどは注意して診ておきましょう。

 

この他にもチェックする項目は色々とありますが

車検や法定点検で大事なのは車両の状態を細かく把握することなので

まずは隅々まで細かくチェックをしたうえで

オーナー様とメンテナンスプランの打ち合わせをしていきます♪

 

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