こんにちは!今日のテックセンターは
ベンツCクラスのエンジンチェックランプ点灯の診断などが行われています。
W203のタイプでC180コンプレッサーですね。
203のCクラスも非常に売れたモデルで
かなりの台数が登録されていましたが
年数もだいぶ経ちますので今では見かけることも少なくなりましたね。
今回はエンジンのチェックランプが点灯したということで
診断と修理のご用命をいただきました。
顕著なエンジン不調は出ていないようですが
時折アイドリングが不安定になることがあるようです。
いつも通り、症状の確認後テスターで故障メモリーを読み出し
実際の車両、主にエンジン周りの各部品のチェックをしていきます。
今回のチェックランプ点灯の原因はパージバルブでした。
ガソリンタンク内の燃料の蒸発ガスを循環させるためのバルブですね。
203のCクラスでは定番と言える交換部品です。
それ以外にも、カムアクチュエーターやカムポジションセンサー、
イグニッションコイルやO2センサーなど、エンジン周りのパーツで
エンジンチェックランプ点灯の原因になそうなものはいくつもありますので
一通りテスターや現車確認をしながらチェックしていきます。
今回は、チェックランプ点灯の原因が一つでしたので
診断は比較的スムーズに進みましたが
不具合の原因は必ずしも一ヶ所というわけではありません。
複数のセンサーが故障していることもありますし
電気的なトラブルと機械的なトラブルを併発していることもあります。
故障事例の多い車種ほど、そういったところで見落としが出やすいので
どんなケースでも基本に忠実に診断を進めていくのが
原因特定への最短ルートではないかと思います。
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