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メルセデスベンツ 2012年 W246 B180 エンジン始動不良

こんにちは!こちらのベンツB180は

エンジンチェックランプの点灯しエンジンのかかりが

若干悪くなったような感じがするということでご入庫いただきました。

今回が初めてのご入庫となります。

誠にありがとうございます!

症状としてはエンジンのチェックランプが点灯していることと

エンジンのかかりが若干悪くなったような感じがするということの2点で

アイドリング時の不調や吹け上がり不良、エンストなどの症状は出ていないようですね。

まずはテスター診断をして入力されている故障メモリーを確認し

診断の目途をつけていきます。

良くある事例としてはエンジン周りのセンサー類の故障ですね。

エンジンの燃料噴射や点火時期などは電子制御なので、

コンピューターは各センサーからの信号をもとに今のエンジンの状態を認識して

どのような制御をするかを演算して決めるわけなのですが

そのセンサーからの信号に異常があるとエンジンの状態が正確に把握できなくなるため

正確なエンジン制御も出来なくなってしまいます。

したがってセンサー類の故障はコンピューターにとっては

五感を奪われたような状態になるので重大な故障と言えます。

だからチェックランプが点灯するんですね。

なかでもカムシャフト周りの故障メモリーは非常に事例が多いですね。

ただ注意しておきたいのは、

カムポジションセンサーの故障メモリーが入っていたからといって

必ずしもセンサー不良ではないということです。

カムシャフトの位相を変化させるアクチュエーターが故障しても

カムポジションセンサーの故障メモリーが入りますし

タイミングチェーンが伸びても同じ故障メモリーが入ることがあります。

ですので診断の際は故障メモリーの内容だけで原因を決めつけるのではなく

しっかりと現車の各パーツを点検していくことが大切ですね。

O2センサーも要チェックポイントです。

こちらは不具合が無い場合でも走行距離が伸びている場合は

交換しておくことをお勧めします。

年数や走行距離が伸びてくれば当然センサーとしての機能も低下してきます。

そうなると燃費や排ガスにも影響が出てきますので

環境負荷を低減しよい状態を維持するためにも

O2センサー故障が無くても古くなったら交換しておきましょう。

 

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