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ポルシェ 1993年 964 911カレラ2の車検整備

こんにちは!今日の工場はポルシェ964カレラ2の

車検点検などが行われています。

この画像を見て「おっ!」と思った方もいるかもしれませんが

今回ご入庫いただいている964のカラーは非常に珍しいカラーで

その名も「コッパフローリオ」♪

名前からはどんな色か全く想像できませんよね。

他のモデルでもなかなか見ることのできないカラーですし

こういった色は車のカラーリングとして使われることもあまりないですよね。

911だからこそ似合うカラーなのではないでしょうか。

メンテナンスの方は、エンジンルームの点検をメインに

各部の消耗部品や機能部品などを詳しくチェックしていきます。

もちろん、空冷ポルシェですから、ファン周りは特に入念にチェックしておきたいですね。

ベルト類もしっかりとチェックしたうえで早めに交換しておくようにしましょう。

点火系もトラブルが起きやすい箇所ですね。

スパークプラグのチェックはもちろん定期的に必要ですが

同時にプラグコードのチェックも入念に実施しておきましょう。

エキゾースト側のプラグコードは特に熱の影響で劣化が進みやすいので

ひび割れや硬化などしっかりと触って点検しておきましょう。

交換する時は劣化しているコードだけでなく

全部のプラグコードを一式交換しておきたいですね。

バッテリーも点検必須項目です!

特にこれから寒くなるにつれてバッテリー上がりが多くなってきます。

冬は一年で最もバッテリー上がりが多い季節ですので

出先でエンジンがかからなくなってしまうことの無いように早めに交換しておきましょう。

インテーク周辺のホースや配線類も忘れずにチェックしておきたいポイントですね。

いくら状態がよいとはいえ、四半世紀前のモデルですので

故障しなければ交換することが無いようなところは

新車当時のパーツがそのまま付いている可能性も高いです。

樹脂パーツなどは特に経年劣化や熱による影響で劣化が早いので、

破損していないかどうかしっかりとチェックしておく必要があります。

今は空冷ポルシェには絶好の秋ですので

年数の経つモデルではありますが気兼ねなくお乗りいただけるよう

しっかりとメンテナンスさせていただきます!

 

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