今日の工場は、アルファロメオ156の整備などが行われています。
今回初めてご入庫いただいた車両になります。
誠にありがとうございます！
走行後に右の後ろあたりからガソリン臭がするということで
点検修理のご依頼をいただきました。
この症状ですぐに原因が分かった方や
実際にこの症状を経験された方もいるかもしれませんね。
ガソリン臭の原因は燃料ポンプからの燃料漏れでした。
156ではしばしば起こる不具合ですね。
燃料ポンプの上部に亀裂が入りそこから燃料が滲んでいました。
ある程度走行してからの方が燃料タンク内の内圧が上がるので
走行後のほうが症状が出やすかったようです。
156以外でもそうですが輸入車では燃料ポンプ交換も
定番のメンテナンスと言える整備ですね。
燃料ポンプを交換する際は、ポンプリレーも同時に交換しておきましょう。
せっかく燃料ポンプを交換したのにリレーの不具合で
エンジンがかからなくなってしまっては目も当てられませんからね。
燃料ポンプ以外でもワイパーなどもそうですが
モーターを使うシステムは消費電力が大きいので
リレー内部の接点にも負担がかかります。
ですので、燃料ポンプ交換等の整備を行なう際は
電源供給側のリレーも交換しておくようにしましょう。
整備はなるべく一度にまとめた方が時間もコストも最小限に抑えられますよ♪
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