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BMW 2003年 E53 X5 エンストの原因はエアマスセンサー

こんにちは。

今日の記事はエンストするということでご入庫いただきました

BMWのX5について書きたいと思います。

ご入庫いただいたのはE53のX5で初期のモデルになります。

X5はデビューした当初から人気のあるモデルで、

今でこそE53を目にする機会は少なりましたが

10年ほど前は本当に沢山走っていましたよね。

ということで、少し前置きが長くなりましたが

今回のご依頼事項はエンストの診断になります。

ただ今回は診断に際し一つ問題があり、お客様が乗っている間に

エンストの症状が出たのが不定期に2回だけということで

どのような状況でエンストするのかがよくわからないという点です。

故障診断をするうえでは、テスター診断で得られる情報や

現車の各パーツの状態などももちろん重要な判断材料なのですが

診断の初期の段階では症状の発生状況というのが

診断の方向性を決めるうえでとても重要な情報になるのです。

まずはテスター診断を行ったところ、エンジンのコントロールユニットには

ミスファイヤと空燃比の異常を示す故障コードが入っていましたので、

次はテスト走行を行い症状がどのような状況で発生するのか確認していきます。

そこで分かったのは、症状が発生すのは信号待ちのアイドリング時や

車庫入れの切り替えし時で、走行中や加速時などは症状が出ないということ。

つまりアクセルOFFでアイドリング回転数の時に症状が出る

ということになりますね。

このようにエンストの発生状況がある程度みえてくると

原因についてもがぜん絞れてきます。

ということで、先に画像を出してしまいましたが

(というかタイトルにすでに書いてありますが・・・)

今回のエンストの原因はエアマスセンサーでした。

エアマスセンサーというのは、エンジンが吸い込む空気の量を測っていて

エンジンを制御するコンピューターはそのセンサーの計測結果をもとに

吸入している空気の量に対して燃料の噴射量を調整しています。

つまり、エアマスセンサーの出力にずれが生じると

それに応じて燃料の噴射量にもずれが生じ

結果的に空燃比もおかしくなってエンストが発生しやすくなります。

しかしエアマスセンサーのちょっとした数値のずれなどは

故障と認識されないためエンジンのコントロールユニットにも

エアマスセンサー故障などの直接的な故障コードは入らず、

今回のように、結果的に発生した空燃比のずれやミスファイヤなどを検知して

それに関しての故障コードが入力されるケースもとても多くあります。

そういった状況で故障原因を特定していくためには

どのような状況でエンスト症状が発生するのかということが

非常に重要な判断材料になってきます。

ですので、故障診断をする際にお客様からいただく情報も

とても重要な材料となりますので、何か故障が発生した際は

その時の状況をできるだけ覚えておいていただけると

診断と修理の時間短縮にもつながります!

 

ついでに、今回の修理ではエアマスセンサーの交換と合わせて

故障事例の多いイグニッションコイルとスパークプラグも

予防整備として同時に交換させていただきました。

このように、何か修理を行う際は故障事例の多い箇所の

予防整備も同時に実施しておくとより安心して愛車に乗ることができますね!

 

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