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ポルシェ 2008年 957 カイエン ヘッドライトエラー表示の原因

ポルシェ957カイエン

ポルシェのラインナップの中だけでなく

輸入車のSUVの中でも非常に人気のあるモデルですね。

新車だけでなく中古車も売れているので

登録台数としも非常に多いモデルになります。

したがって、弊社にも点検や車検、故障修理など

様々なご依頼内容で数多くのカイエンがご入庫くださいます。

今回修理を実施させていただくカイエンは

メーターにヘッドランプのエラー表示が出たということで

診断、修理のご用命をいただきました。

カイエンは、957の前の955のモデルの時から

ライト周りの故障は非常に多く事例が出ています。

こちらの車両は、ヘッドライトのエラーは出ているものの

ライト周りをチェックしてみると、特に点灯しないところがないということで

バルブ切れなどではないと思い修理のご依頼をいただきました。

実際に点検してみると確かにすべてのライトが点灯しています。

コーナリングランプもきちんと点灯しています。

というわけで、何はともあれヘッドランプを外してチェックしていきます。

なんかもう、すでに怪しいところが見て取れますね。

ヘッドランプ側のカプラーの付け根部分にシーリングの跡が見られます。

どういう理由でこの作業がなされたのかは分かりませんが

いずれにしても、ヘッドランプの不具合が発生して

それを解消するためにこの対策がされたのだと思います。

確かにここのカプラーは接触不良が起きやすいところでもあるので

何かしらトラブルが起きていたのだと思います。

しかし、カプラーの接触不良だった場合エラーが出ると同時に

点灯しなくなる可能性も高いので、ここは今回の原因ではないかもしれません。

さらに詳しく診ていくと・・・

わかりますでしょうか。

これはヘッドランプ内部の画像です。

緑や茶色、白や赤、青の配線が見えると思いますが

その配線の被膜がひび割れているのが分かりますでしょうか。

少しでも動かすとポロポロと崩れて中の銅線がむき出しになってしまいます。

そしてところどころむき出しになった銅線が青白く腐食しています。

どうもこれが怪しそうですね。

ちょっと手間はかかりますが一つひとつ導通抵抗をチェックしていくと

何か所か抵抗値が高いところがあります。

完全に断線しているわけではないため

バルブに電源は供給されていて点灯していましたが

回路の抵抗値は大きくなっていたため車両側がバルブ切れを検知し

エラー表示が出ていたというわけですね。

こうなると現物修理は難しいので、今回のカイエンは

左右ともヘッドランプの交換をさせていただくこととなりました。

                                   

こういった配線のトラブルは、年数が経てばたつほど起きやすくなってきます。

今回のようにヘッドランプだけでなくエンジンハーネスや

エアコンのハーネスなど様々な箇所で同様の症状が出たりしますが

傾向としてはやはり高温にさらされるところが劣化しやすいですね。

輸入車、特に年数の経つモデルでは

思いもしないようなところに故障の原因があったりもするので

故障診断の際には偏った見方をせずフラットな視点で

客観的に状況を把握していくことが重要ですね。

                            

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